石狩川下流へ ― 2019/07/26 14:31
2019年7月21日(日),天気が良いので午後から自転車で石狩川河口を目指しました.時間切れで石狩河口橋,石狩川で一番下流に架かる国道231号の橋,手前で引き返してきました.南東の風が強く,帰りは,かなり辛い思いをしました.
走行距離は40Km弱でしたが,今年初めての長い距離ということもあって尻が痛くなり,最後は自転車を引いて歩きました.
写真1 札幌北東郊外からの札幌西部山地
一番右に藻岩山,中央やや左に手稲山です.手前の畑はトウキビと枝豆,その奥に玉ねぎです.玉ねぎは,そろそろ除草剤を撒く時期です.
写真2 茨戸川の取水施設
石狩川から必要に応じて取水し,水質改善のために茨戸川(上部湖盆)に水を供給する施設です.国道337号・札幌大橋すぐ下流の左岸にあります.
1933(昭和八)年に通水した当別捷水路で左岸側に残された旧流路へ取水し,茨戸川本川に水路でつながっています.
右に見えるのが国道337号の札幌大橋で,長さ約1km あります.
茨戸川は,この取水施設の水を取り込んでいる部分が上部湖盆と呼ばれています.上部湖盆は,水路で茨戸川本体につながっていて,茨戸川と伏籠川の合流点の東の道道矢臼場札幌線(やうすば・さっぽろ・せん)の観音橋までが中部湖盆,その下流,石狩放水路までが下部湖盆と呼ばれています.石狩放水路から下流は,真勲別川(まくんべつ・がわ)です.
写真3 「紅葉山砂丘」
生振(おやふる)の茨戸霊園のすぐ南に残っている縄文海進時の旧砂丘です.対岸の美登位(みとい)でも,この続きを見ることが出来ます.本体は石狩市花川の紅葉山(標高約18m)周辺です.
写真4 石狩河口橋
留萌に通じる国道231号の橋です.計画時,斜張橋部分の耐風安定性が大きな問題でした.橋桁を安定させる「羽」が付いています.
写真5 志美(しび)運河と水門
茨戸川下流の真勲別川の水を石狩川に流す運河です.洪水時にはこの運河が閉められ,上流にある石狩放水路から水を日本海へ流します.
写真6 石狩放水路
国道231号の下を通って石狩湾新港で海に出ます.この放水路の左岸に開発局札幌開発建設部の「川の博物館」があります.
写真7 花畔大橋からの茨戸川
国道337号の花畔大橋から見た茨戸川です.左端が藻岩山,右端が手稲山です.
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