本の紹介:色の図鑑2024/04/03 21:52

色の図鑑

 ingectar-e著、桜井輝子 監修、色のひみつがすべてわかる! すごすぎる色の図鑑。KADOKAWA202210月 初版、20237月 8版。

 

 この本の表紙自体が色のすごさを示しています。

 

 「CHAPTER 1 色のきほん」では、色の正体、テレビ・スマホの画面の色やカラー印刷の色がどうやって表現されているのか、色相・明度・彩度についての説明から始まり、色が精神に及ぼす影響について述べています。

 

 「CHAPTER 2 色のふしぎ」では、色の名前の由来、世界各国での色の感じ方の違い、点描画の秘密などなどが説明されています。

 

 「CHAPTER 3 色のべんり」では、みんなが同じ色に見えるわけじゃない話から始まって、色のイメージが時代・国・文化によって違うことや世界で一番好まれる色は何かなど興味深い話が載っています。

 

 カラーユニバーサルデザイン(CUD)についての説明や色弱の人に色がどう見えているかのカラーでの説明など、すごく勉強になります。

 

 すべての漢字にルビが振ってあるので、興味さえあれば小学校の高学年で読むことができます。なんと言っても、色々な色が例示されているので、非常に理解しやすいです。



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