関数電卓2018/10/14 15:18

長い間使っていた関数電卓の液晶が,点かなくなってしまいました.

あるていど本格的な計算はエクセルを使いますが簡単な計算は,やはり関数電卓が便利です.それで,新しく買いました.シャープの EL-5160T です.


関数電卓

これまで使った関数電卓の一部

左からシャープの ピタゴラス EL-5100,同じく EL-509E,今回買ったシャープの EL-5160T です.一番左の電卓が一番使いやすかったです.これだけが MADE IN JAPAN で,ほか二つは MADE IN CHINA です. 一度,カシオの関数電卓を使いましたが,シャープの物がしっくりきます.一番左の電卓の横幅は17.5cmです.


それほど本格的な計算をするわけではないので,関数電卓は非常に便利です.

例えば,地形図を見ながら斜面の平均傾斜を求めるとか,せいぜい10個くらいのデータの平均値を求めるとか,最近では地震のマグニチュードから地表に現れる活断層の長さを求めるとかです.


EL-5160T の「式通り入力エディター」は,数式が画面に出るので数字の入力間違いが,すぐ分かって便利です.


関数電卓もそうですが,CD付ラジオなども昔の物の方が,作りがしっかりしていて信頼できる感じです.こうして並べてみると,日本の物作りの力が落ちているのを実感できます.



本の紹介:学校をブラックから解放する2018/10/11 17:03

学校をブラックから開放する

教職員の働き方改革推進プロジェクト編,学校をブラックから解放する 教員の長時間労働の解消とワーク・ライフ・バランスの実現.2018年10月,学事出版.


オンラインの change.org を通じて「教職員の時間外労働にも上限規制を設けて下さい!!」の署名を展開している「教員の働き方改革推進プロジェクト」のメンバーが執筆した本です.


はじめに

第1章 教員の多忙化解消に向けた学校の働き方改革

第2章 学校の業務改善にはどれほどの効果があるか

    これまでの取り組みと「中間まとめ」以降の課題を検証する

第3章 部活動の過重負担:職員室を二分する意識に着目して

第4章 過労死と公務災害認定

第5章 変形労働時間制の問題点と調整休暇制度の導入の必要性

資料


からなっています.


この本では,「国立及び公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」(給特法)の問題,「学校における働き方改革」の問題,部活動の問題など,色々な問題について書かれています.

ここでは,強い印象を受けた点について述べます.


<過労死の問題>


第4章は,教員の夫を過労死で亡くした工藤祥子氏が執筆しています.

公務災害認定(教師の労災認定)を得るのにどれだけの努力が必要かが良く分かります.勤めていた学校の教師たちの協力が無くては,公務災害認定を受けるのは非常に難しいことが分かります.


<変形労働時間制の問題>


第5章では,変形労働時間制ではなく調整休暇制度の導入が必要だと説いています.

調整級化制度は,労働基準法に基づく時間外手当を支給することを原則とし,法定労働時間を越えた分を代替休暇に振り替えるというものです.

1年間の変形労働時間制での時間外労働の限度は,1週間15時間,1ヶ月45時間,1年360時間です(平成10年労働省告示 第154号).


教職員の過労死の実態は,ほとんど分かっていないと言います.今のままのブラックな学校運営を続けていけば,優秀な人材が集まらなくなるでしょう.


そして,より重要なことは教育予算を増やして教職員を増やし,教育に専念出来るよう多すぎる業務を減らすことだと思います.


今,中央教育審議会の部会で検討されている1年単位の変形労働時間制というのは,めちゃくちゃな制度です.この制度は,どう考えても残業代を減らすための制度で,労働時間を減らす制度ではありません.


人間は半年寝ないで仕事して半年寝るというサイクルでは,当たり前ですが絶対に生きていけません.1日単位のサイクルで生きているのです.変形労働制の非人間性は明らかです.



第43回札幌マラソン2018/10/08 09:14

2018年の札幌マラソンは,10月7日(日)に開かれる予定でしたが,台風25号の接近によって強風などが懸念されるので中止になりました.まあ,妥当な判断だとは思います.走る方は天候を見てやめても良いですが,運営に当たる人たちは,強風・豪雨の中で終わるまで,それぞれの仕事をしなければならないわけですから.


しかし,立派なホームページがありながら,中止のお知らせが「ニュース」の中の1項目というのは,いかにもお粗末な対応という感じがします.ホームページを開いたら,パッと目に入るような表示にして欲しかったです.


第43回札幌マラソンHP

大会中止を知らせる札幌マラソンホームページの「ニュース」

(第43回札幌マラソンホームページの一部に加筆.

2018年10月7日にダウンロード


ホームページのトップに中止のお知らせを載せるのには,金がかかるというのは分かります.しかし,10月5日には中止を決めていて当日の人件費などの費用はかからないのだから,その程度の対応はしてもバチは当たらないでしょう.大会中止ですからね.


そう言えば,大会前日の6日に豊平川河岸堤防を車で走りました.その時には,「10月7日札幌マラソン」の交通規制看板は堂々と立っていました.そんなこともあって,まさか中止が決まっていたとは知りませんでした.


それで,ドジなことに10月7日は,朝7時に家を出て地下鉄真駒内駅まで行きました.ホームに降りた時に駅のアナウンスで中止を知りました.そう言えば,大会に参加する格好の人がほとんど乗っていなかったなと思いました.

ほとんどの人が,中止を知っていたのです.


札幌マラソンには大学陸上部の先輩が出ているという話を聞き,最初10km に出ました.第5回大会くらいだと思います.秋の1日を豊平川河畔を走るという非常に満足の出来る大会でした.


その後,仙台に転勤になり一関のハーフマラソンなどに出ました.札幌に帰ってきてから,札幌マラソンのハーフに出るようになりました.


そんなこんなで,千歳のフルマラソンや北海道マラソンにも出ました.トレイルランニングも,なかなか魅力的でカムイの杜などの10km に出ています.


最近は,フルマラソンはおろかハーフマラソンも走り切れないので10km に出ています.やはり,大会に出ることは,日常の練習をする気持ちを強くします.年を取っても元気な人は大勢います.その人たちに混ざって,これからも走り続けようと思っています.



本の紹介:揺れ動く大地2018/10/03 21:23

揺れ動く大地

木村学,宮坂省吾,亀田純,揺れ動く大地  プレートと北海道,2018年8月,北海道新聞社.


北海道の地質の成り立ちをプレートテクトニクスで説明し,同時にプレートテクトニクスを解説した本です.


最初に北海道の地質の成り立ちを説明しています.

千島弧の前弧スリバー(細長い小片)が太平洋プレートの動きに引っ張られて西に移動して,石狩低地までの北海道の地質構造が形成されました.その影響で日高山脈などは西に凸の弓型となっています.

北海道の地質の成り立ちがプレートテクトニクスで説明される前,1960年代に出された日高造山運動についても概要を述べています.


第2章は,プレートテクトニクスで見た時の北海道の位置付けとプレートテクトニクスの説明です.


第3章以降で北海道の地質の成り立ちを広い視野から解説しています.そして,最後は未来予測です.


付章 北海道の地質研究のルーツは,日本の地質学史の概略を知るのに有効です.

単なる地質の解説ではなく,何が問題として 残っているかを自身が関わる論争を含めて述べているのも参考になります.


北海道の地質のを理解する上でもプレートテクトニクスの概要を理解する上でも、話が具体的ですので理解しやすい内容になっています.ただし,論争中の問題についても説明していますので,難しい部分もあります.


木村氏にとって氏名の表記は鬼門のようです.

私が気付いた誤植の一つは,75ページの「北佐和子」→「北 佐枝子」です.

ついでに,もう一つは118ページの「イザナギプレート」の説明の中の「150億年」です.             




液状化した札幌市清田区里塚周辺の地形2018/09/30 15:11

札幌市清田区,国道36号の美しが丘1-5の信号の北東一帯が,平成30年北海道胆振東部地震で液状化の発生した場所です(日経 XTECH,2018年9月10日13:30).


この地域は直線の国道36号の北東にあり,大きく弧を描いている市道北野1条通の南の地域です.この市道は,かつての国道36号で元をたどると札幌本道です.


札幌本道は,1872(明治五)年~1873(明治六)年にかけて開拓使が建設したもので,函館と札幌を結ぶ西洋式の馬車用道路です.この札幌本道の絵図が,「新道出来形絵図」として残っていて,北大図書館・北方資料室のデータベースで見ることが出来ます.(輪厚(わっつ)付近の絵図は,請求記号:図類261(2) 30-1(北大北方資料室)).

この絵図では,起点側(右側)に「輪厚」として7~8件の家が描かれ,道は大きく北にうねって元に戻っています.絵図には三つの小川が描かれています.


ところで,札幌本道が何故,平野側(北東側)に迂回したのでしょうか.


1919(大正八)年に発行された2万5千分の1地形図「輪厚」を見るとその答が分かるような気がします.

この付近では,三里川の支流が幾つにも分かれて南から北へ流下しています.直線でこの区間を通過した場合,札幌本道にかかる三里川の本・支流は少なくとも5本ほどあります.これらの河岸は比高20m~40m ほどあり,当時の技術ではこれらの川を横断することが難しかったでしょう.それで,これらの支流が合流する地点まで路線を移したのだろうと想像できます.


旧地形図「輪厚」

図1 三里川付近の河川系

札幌本道は輪厚川を渡った後,北に迂回し三里川を横断して台地に登り,再び直線道路となります.(この地図は,国土地理院発行の「大正八年 大日本帝國陸地測量部発行の2万5千分の1地形図『輪厚』」の謄本に加筆したものです.)


現在の国道は,わずかに山側(南西側)に線形を変えて,この付近を通過しています.

この付近一帯は,広く支笏火砕流が堆積しています.支笏火砕流堆積物は,河岸では急崖を形成することが多いです.

札幌本道は,厚別川の河床低地の前後でもカーブを描いています.支笏火砕流堆積物の崖を上り下りするのために道をカーブさせたのでしょう.


ウィリアム・スミス・クラークは帰国の際に,この道を通り島松川の河畔にあった島松駅逓所で教え子たちと分かれています.ここも,道は島松川の前後で緩くカーブを描いています.


なお,現在,「輪厚」の地名は JR 北広島駅南西の輪厚川と仁井別川に挟まれた国道36号線周辺の地域です.



放射線量の増加率に変化2018/09/17 17:29


累積放射線量

図1 放射線量の累積変化グラフ


2014年5月15日から測定している累積放射線量のグラフが,特に2018年6月12日頃から勾配が急になっています.徴候は,今年の1月中頃から現れていましたが,ここに来て明らかに増加割合が大きくなっています.


2017年5月初旬頃から6月中旬過ぎまで増加割合が大きくなり,その後,5月初旬前より大きな増加割合を示していましたが,ここに来て,それよりもさらに大きな増加割合で,しかも期間が長く続いていて収まる気配がありません.


一体,何が起きているのか全く分かりませんが,これほどの変化を与える放射線源としては福島第一原子力発電所しか考えられません.

福島原発周辺のモニタリング・ポストを大幅に減らす計画のようですが,日本全国が放射能により汚染されつつあることを示しているようで,非常に気持ちが悪い状況です.


時間当たりの放射線空中線量だけでなく,モニタリング・ポストの累積線量にも注意する必要があると強く感じます.



札幌市東15丁目の路面陥没2018/09/12 16:06

平成30年北海道胆振東部地震によって札幌市東区の東15丁目通で広範囲にわたって路面陥没などが起きました.

大体,北13条から北46条までとされていて,環状通東駅から栄町駅までの4.3km です.栄町駅は北41条ですが,その北の地下に検車線(極く小規模な車両基地)があるために北46条まで変状が発生したと考えられます.


 東15丁目通の路面陥没の特徴は次のとおりです.


(1)路面陥没は,ほとんど車道に限られていて両側の歩道には見られない.また,道路沿いの建物にも被害は及んでいないようである.

(2)部分的に路面が波打っているところがあるが,ほとんどが陥没である.

(3)連続的に陥没しているところもあるが,飛び飛びの場合が多い.

(4)噴砂は1箇所だけ確認できた程度で,ほとんど見ることは出来ない.


以下の写真は,いずれも東15丁目通で2018年9月11日に撮影したものです.


北41条

写真1 北41条付近から南を見る

地下鉄栄町駅のすぐ南です.大きく陥没しているのは南行きの車道です.


北40条

写真2 北40条付近

路面全体が沈下していて局部的に陥没孔が開いています.右の縁石は中央分離帯です.


北28条

写真3 北28条から南を見る

この先の一区画は,歩道も含めて全面通行止めです.道路の中央部が沈下し,分離帯の縁石が波打っています.


北26条

写真4 北26条付近で北を見る

特に,向側の北行き車線が大きく沈下しています.手前の南行き車線は路面も縁石も波打っています.地下鉄は停電が回復して運行していますから,このような変状の影響は受けていません.


北25条噴砂

写真5 北25条付近の噴砂

中央分離帯の脇から吹き出していました.左手前の小山の砂は粒度が揃っていることや青灰色を呈していることから海砂だと思われます.


北25条

写真6 北25条から南を見る

路面が陥没し波打っています.この日に見た中で最も激しい変状です.


北24条から南は,かなり復旧が進んでいました.砕石類を敷いて転圧して舗装をしているので,地下鉄函体周辺が十分締め固まっているようには思えません.


1983年の日本海中部地震で,地震の震動では N値が大きく向上するほど締め固まらないというのを経験しています.

将来のことを考えると,今回,変状の著しかった箇所については対応が必要だと思います.



本の紹介:海に沈んだ大陸の謎2018/08/25 07:16

海に沈んだ大陸の謎

佐野貴司,海に沈んだ大陸の謎 最新科学が解き明かす激動の地球史.ブルーバックス,2017年7月.


岩石学の立場から,大陸地殻がどのようにして形成されたのかを解説した本です.


ちょっと怪しげな表題に反して,地球科学の最新知識を分かりやすく説明していて,非常に説得力のある内容になっています.

例えば,「ジーランディア」という言葉を知っている人は,多くないと思います.オーストラリアの東の海底にあり.ニュージーランド,ニューカレドニアを含む台地です.ここからはドレッジで大陸地殻を構成する花崗岩が採取されています.


白亜紀と古第三紀の境界の時代に生物が大量絶滅したのは,巨大隕石の衝突によるというのが,ほぼ定説になっています.しかし,デカントラップ形成の火山活動の影響も無視できないということが紹介されています.トラップというのはスカンジナビアの言葉で「洪水玄武岩」を指すそうです.


地球科学の基礎をきちんと説明し,ムー大陸やアトランティス大陸の話の信憑性について解説しています.


非常に面白く読めた本です.



第4回 十勝岳トレイルラン in かみふらの・びえい2018/08/20 16:29

トレイルランの15km に申し込み,一応,完走できました.時間は3時間03分44秒でした.


      

チャレンジコース図

           図1 十勝岳トレラン チャレンジコース図(TrailNoteで作成)

赤は登り,青は下りです.最初は火砕流台地を登って行き,7.5km 付近から長い下りになります.最後の三つの登りがつらいです.


この大会は55km のエキスパートコースと15km のチャレンジコースがあり,15km なら何とか完走できるだろうと思って申し込んだのです.最近は,10km 以上は走ったことがなく,この大会の1週間前に11kmを走って大丈夫という感触をつかんでいました.


私は前日受付をするまで,距離が変わっていることを知りませんでした.チャレンジコースは18.5km になっていました.コースがうまく取れず距離が延びたのだそうです.「制限時間も1時間延長しました」と大会関係者が開会式で気軽に言っていましたが,こちらとしては,やめようかどうしようかという問題です.


リスト GPS を付けて初めて走ったのですが,GPS の距離は19.4km ,累積上昇高度は530m でした.


十勝岳トレイルランのチャレンジコースと言っても,美瑛火砕流の台地を登って降りてくるだけです.台地に上がると十勝連峰が一望できるのは素晴らしいです.この日は,山の上の方は雲がかかっていました.


日の出公園のスタート・ゴール地点のすぐ東にはキャンプ場があり,前日ゆっくりと来てスタートに備えることが出来ます.この日は,夏休み最後の土日だったので家族連れで賑わっていました.8月は,まだテントで暖かく寝ることが出来る気温です.


チャレンジのスタート前

写真1 チャレンジコースのスタート前

三々五々選手が集まってきています.曇り空で肌寒い気温です.正面の丘を展望台まで一気に登り,右手(東)にあるキャンプ場へと降りて行きます.


エキスパートの選手

写真2 エキスパートの選手

朝6時スタートです.日の出公園キャンプ場の中を走って東に向かいます.折り返しは標高1330m の 十勝岳避難小屋です.正面は富良野岳,左に安政火口の岩肌が見えます.


4.5kmの登り

写真3 4.5km 付近の登り坂

ひたすら登ります.舗装された町道です.


砂利道から林へ

写真4 砂利道から林の中の道へ

畑の中を走って下りにかかりました.山は雲に覆われています.6km 過ぎです.


日の出ダム

写真5 長い下り

畑の中と林の中を走って日の出ダムまで,約5.4km の長い下りです.


日の出ダム

写真6 日の出ダム

ここまで下りが続きます.ここから日の出公園の山を含めて,三つの登りがあります.ここまで来ると上り坂は走ることが出来ず,もっぱら歩きです.


アップダウン

写真7 まだまだアップダウン

17.2km 付近の最後から二つ目の登りです.前の二人の女性にも追い抜かれてしまいました.すでに11時40分です.11時30分過ぎから霧雨が降ってきました.日が照るのに比べたらありがたいです.


ゴール

写真8 ゴールが見えた

日の出公園の山を登って下ればゴールです.長かった.人はまばらですが,エキスパートコースの人はまだまだ走っています.



本の紹介:続々・石の上にも五十年2018/08/10 15:27

続々・石の上にも五十年

島﨑英彦,石の上にも五十年 一鉱床学者の閑談36話.明文書房,2018年7月.


シリーズ第三弾です.これで,108話になりました.

日々雑感,旅行記,鉱物・試料整理の三本立てです.


この本に「24.天生(あもう)鉱山の黒鉛」が出てきます.黒鉛を採掘した天生鉱山は岐阜県北部の飛騨市河合町元田にあった鉱山で,下小鳥ダムの下流で小鳥川が東北東に流路を変更する右岸付近にありました.


国道360号は,東から小鳥川沿いに遡って,支流の金山谷,天生谷に沿っていき,天生峠を越えて庄川流域へと出ます.その途中に金を採掘していた天生鉱山がありました.

国道360号は,東海北陸自動車道の飛騨トンネルの北坑口の少し北で白川郷インターチェンジに繋がります.


飛騨トンネルの工事では,避難坑と本坑の掘削に使った TBM 2台が,最後に動けなくなり,その外殻がトンネル支保工として今も眠っています.そのTBM の名前が「天生太郎」と「夢天生2000」です.TBM2台の外殻が埋まっているのは,南の河合側坑口から3,500m 付近の飛騨トンネルの貫通点付近で,地質は飛騨片麻岩です.貫通点は,籾糠山(もみぬか・やま)の東尾根の下で,この付近にも金の鉱山がありました.


以上は,余談です.


島崎氏の文章は読みやすく,読んでいると学生時代を思い出すことがあります.