雪解け2016/03/14 21:47

 3月14日,火曜日。晴れているがモヤがかかっていて遠くの山が見えない。最近,こんな空気の状態のことが多い。今日は,春らしい暖かい天気なので仕方がない。今回は,車での徘徊。


石狩川
写真1 石狩川の生振(おやふる)捷水路
 茨戸川(ばらと・がわ)の部分をショートカットした水路である。川の水の色は,珍しく青々としている。モヤが無ければ遠くに手稲山などの山が見えるのだけれど,今日は全く見えない。春らしいと言えば春らしい景色。


樺戸山地
写真2 浦臼町黄臼内川(きうすない・がわ)の下流から見た樺戸(かばと)山地
 山の高さは1,000m に満たないが,雪を被っているとそれなりに貫禄がある。この山塊の中心は隈根尻山(くまねしり・やま)である。山稜付近は白亜紀の堆積岩類や玄武岩などで,手前の雪が目立たない丘陵は中新世の地層である。さらにその前面に石狩川のつくった後期更新世の広い段丘が発達している。


篠津運河
写真3 篠津運河
 月形町の石狩川頭首工で取水した水を流す水路である。篠津運河水門で篠津川につながって,国道275号新石狩大橋の下流で石狩川に注ぐ。長さは約23km である。


当別の山
写真4 石狩平野はまだ一面の雪の原
 道路はほとんど雪がなく乾いているが,畑は一面雪の原。畑に融雪剤をまいている。遠く右手の山の裾を活断層が通っているとされている。山の裏側は当別ダム。