過ちとを改むるに、自ら過ったとさへ思い付かば、夫れにて善し、2018/03/14 13:22

表題の言葉は、南洲翁遺訓の第二十七条です。この条で西郷は、間違ったと気がついたら、ぐずぐず考えないで、すぐに良い方へ踏み出すことが大事だと言っています。


こうも言っています。

「過ちを悔しく思ひ、取り繕はんとて心配するは、譬へば茶碗を割り、其の欠けを集め合わせ見るも同じにて、詮もなきこと也。」

(いずれも、西郷隆盛、猪飼隆明 訳・解説、南洲翁遺訓。角川ソフィア文庫 より)

南洲翁遺訓


維新三傑の一人と言われ、陸軍大将兼参議を務めた西郷隆盛の言葉です。初期明治政府の場合、参議というのは集団性の政府首班、つまり今の総理大臣でしょう、と位置付けられます(ウィキペディアによる)。


明治時代が良い時代というなら、このようなことを学び、実践することが大事だと思います。



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