沈み込み帯での流体とメルトの挙動 ― 2014/07/17 22:06
アメリカ,ワシントン州のほぼ中を東西に横切る断面での電磁探査結果と地震記録を組み合わせて,沈み込み帯での液体メルト相の流れの画像が得られました。Nature,Vol.511,338-340 (2014年7月)に発表されました。
ワシントン州では,ファンデフカプレートが北米プレートの下に沈み込んでいて,レーニア山(標高4,392m)やセント・ヘレンズ山(同2,550m)などの火山が海岸から150km〜170kmのところに並んでいます。
今回得られた画像は見事なもので,沈み込む海洋プレートスラブの上面からレーニア山付近へ,メルト相が上昇している様子が描かれています。
技術の進歩は著しいものがあります。
私は,本文を見ていませんが,興味のある方は是非見て下さい。
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