簡易実体鏡2012/01/12 23:44

 空中写真の実体視は,頑張れば裸眼で可能です.現地に空中写真を持って行き,見晴らしの良いところで実体視をしながら現地を確認するということができます.しかし,慣れないと頭が痛くなり,相当つらいものがあります.そこで,簡易実体鏡の登場です.
 

 これは↑,ずいぶん昔からある簡易実体鏡です.かなり拡大して詳細な部分まで見ることができるのですが,一度に見ることのできる範囲は,縮尺1:10,000のもので幅5cm(500m)程度です.

実体鏡を覗く



 それに対して,こちらは↑「ステレオミラービューワ」という商品名の簡易実体鏡です.これは空中写真を重ねないで,並べて置いて全体を見ることができます.近づけて見ればある程度の詳細も把握できます.広域的な地形の特徴を把握するという簡易実体鏡を使う目的としては,こちらの方がストレスなく使えると思います.


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