札幌のモエレ沼公園2009/10/24 23:21

夕日を浴びるモエレ山 モエレ山の斜面を覆う牧草が独特の陰影を作り出す.風の強い日には一面の草がなびいて,風の通り道を教えてくれる.
 札幌の北東にモエレ沼公園があります.イサム・ノグチが設計した公園として有名です.
 プレイマウンテンとモエレ山の二つの山があり,モエレ山には三等三角点が置かれました.2万5千分の1の地形図では標高62m となっています.周辺の標高は10m ほどですから比高は50mということになります.古い三角点はモエレ山の東北東約1.1km のモエレ沼のほとりにあって標高は4.1m であったようです.

 モエレ沼公園には公園を1周する約3.8km ほどの歩道があります.さらに今年,沼の外側を3/4周する堤防道路が舗装されました.モエレ沼の水は南西にある雁来新川を通って豊平川左岸の雁来排水機場に流れています.また,北西の篠路新川を通って茨戸川に通じています.この篠路新川の途中にモイレ沼という沼がありました.今の丘珠鉄工団地の辺りです.

 モエレ沼公園というのは彫刻家イサム・ノグチが設計しただけあって,散歩していると思わぬこと路に思わぬ風景が広がります.また,季節によりいろいろな顔を見せます.

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