本の紹介:夢がつむぐ童話集 ― 2021/10/06 20:03

文と絵 高口啓三、夢がつむぐ童話集。デザインエッグ社、2021年7月(第2版)
不思議な童話です。
命とは何か。生命の始まりから命がどのようにつむがれてきたのかを童話として表現しています。それぞれのお話の主人公は、ホシムクドリであったり、細胞であったり、炭素原子であったり、カイギュウであったりしますが、お話の進行に子供たちが登場します。
細胞から宇宙までの命のつながりが分か内容となっています。
著者の高口さんは、北海道の高校で理科の教員を務めていました。それで、子供たちに自然科学や環境問題について興味を持ってもらいたいと思い、この童話を書いたと「あとがき」で述べています。
それぞれのお話の扉に描かれている絵も高口さんが書いたものです。なかなか味のある絵です。
アマゾンで買うことが出来ます。一度手に取ってみて損は無い本です。