競泳日本選手権が面白い2016/04/09 15:37

 オリンピック代表選考会を兼ねた競泳日本選手権は,今日で第6日。非常に面白い。各種目2人,派遣標準記録を決勝で突破した者という派遣基準。
 北島選手が代表になれなかったこと,内定選手の重圧から解放された池江選手の涙などなど,なかなか面白い。

 北島選手が200m平泳ぎで代表になれなかったあとのインタビューで,コーチのことを聞かれて涙を流し,インタビューしていたアナウンサーに「その質問はずるいでしょ」と言っていた。この時のインタビューで,北島選手は二度アナウンサーに抗議している。実績を積み重ねてきた北島選手だから言えることだけど,よく言ったと思う。

 インタビューするアナウンサーの質の悪さは前から感じていた。それに対して選手は誠実に答えているのが印象的だった。

 インタビューというのは,相互のやりとりで成り立つのだから,選手の反応に応じてインタビューする方も質問を臨機応変に変える必要がある。前もって作ったシナリオの質問をぶつけるだけならロボットで十分である。もっとも,今のロボットは,かなり学習能力があるから,かえって臨機応変に対応したりして。

 陸上競技も,こういう選考会をやってほしい。4年に1度の選考会に一度ピークを合わせ,選ばれた選手は本番に備えてもう一度調子を整える。その時間も十分に検討して代表選考の日本選手権行えば,見ている方も面白い。
 それが日本の陸上競技の向上につながると思うのだが。


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