札幌での日食:10時15分2009/07/22 15:21

 7月22日の世紀の日食は終わった.
 日食グラスが品不足になったり,観測のための観光客が殺到して,てんてこ舞いとなった村など話題に事欠かない一大行事であった.

 札幌は前日から雨模様で,今日の朝も雲が厚く,とてもお日様を拝めるような空模様ではなかった.しかし,9時過ぎぐらいから少し薄日が差し始め,もしかしたら見えるかもという状態になってきた.そこで,カメラとティッシュペーパーの箱にピンホールを開けたものを持ってモエレ沼公園に出かけた.とにかく見晴らしは抜群である.

 空には少なくとも2層の雲がある.下層の雲の高さは500mより少々高いか.動きが速い.上層の雲は薄雲である.

 10時10分頃太陽が雲を透かして見えた.右上が欠けている.
 10時20分過ぎに大分欠けた太陽が見えた.その後一時厚い黒雲に覆われて太陽が見えなくなった.
 10時40分頃に再び見えた.
 11時頃までは太陽は見えていたが,その後は雲が厚くなって見えなくなった.公園の景色などを撮影して時間をつぶした.
 12時頃最後に左下の欠けた太陽が雲の間から顔を出した.

 雲のおかげで日食サングラスも使わず,それなりに日食を楽しめた.日の光が弱く,ピンホールはほとんど役に立たなかった.
 なお,ここの載せた写真は,コンパクト・デジタルカメラで撮ったものである.

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