モエレ山のソリ滑り大会2016/02/07 22:35

 今日(2016年2月7日(日)),モエレ沼にクロスカントリースキーをしに行きました。午前中は風が強く,突然吹雪になったかと思うと,きれいに晴れたりの不安定な天気でした。

 モエレ山の東斜面で「第6回モエレ山爆走そり大会」が開かれていました。コースはモエレ山の6合目付近からスタートして下の緩斜面までで,距離は120mだそうです。
 段ボール製の自作そりを使ってタイムを競うほか,ベストパフォーマンス賞などがあります。

 そり本体は段ボールで作り,幅2m 以内,全長2.5m 以内の大きさに制限されています。滑走面にビニールを貼ったりワックスを塗ることは認められます。
 参加料は無料で,先着80組までです。

 見ていて楽しそうです。最も早いチームは12秒ほどで滑り降りてきますので,時速35kmくらいは出ていることになります。 遅いチームは1分ほどかかっています。途中で動かなくなった場合はそりを降りて,そりを引っ張って走ってゴールしてかまわないようです。


爆走そり大会
爆走そり大会の会場
 モエレ山の中腹からスタートし緩斜面までを滑ります。モエレ山頂上の標高は62m で,下の平地の標高は10mです。最初は急斜面で,だんだんと緩やかになっています。
 手前に2本,灰色に見えているのは滑り過ぎを止めるための網です。


爆走そり大会
標準的なそりのいろいろ
 これらは,わりと地味な形ですが,中にはかなり凝ったものもあります。このもう少し左がゴールです。


爆走そり大会
スタート直後
 スタート直後は結構スピードが出ます。向こう側に並んでいるのはスタートを待つ選手たち。


爆走そり大会
上から見るとこんな感じ
 だんだんと傾斜が緩くなるので,そりが止まってしまうチームも結構あります。そりを引いてゴールすれば失格にななりません。

 小さな子どもから老人まで,それぞれ工夫を凝らして参加できる楽しい大会です。モエレ沼は,風が強いので寒さ対策は十分にすることが肝心です。