原始林クロスカントリースキー大会 ― 2016/02/01 10:27
第31回の大会が2016年1月31日(日)に行われました。場所は,北海道江別市の野幌森林公園です。気温は低かったけれど風がなく絶好の条件でした。
10km に出ました。タイムは1時間14分弱で,久しぶりに気持ちよく滑ることが出来ました。
参加者を見ると,男子10km60才以上が113名でダントツで一番多く,2番目は男子10km の40才代で42名です。大会の性格が良くでていると思います。参加者は,ほとんど江別周辺の人たちです。
林の中を走るので,木から落ちた雪で小さな凹凸があったりしますが,コースは良く整備されていて,要所要所に係員がいて,安心して参加できる大会です。
こんな大会が30年以上続いているというのは,とても良いことだと思いました。
第31回原始林クロスカントリースキー大会のコース図
憲法90条第1項違反の秘密保護法 ― 2016/02/04 16:23
憲法90条第1項は「国の収入支出の決算は,すべて毎年会計検査院がこれを検査し,内閣は,次の年度に,その検査報告とともに,これを国会に提出しなければならない。」としてます。
特定秘密の保護に関する法律(特定秘密保護法)の第10条では,「・・行政機関の長は,次に掲げる場合に限り,特定秘密を提供するものとする。」とし,1項の最後に「・・かつ,我が国の安全保障に著しい支障を及ぼすおそれがないと認めたとき。」としています。
憲法90条の「すべて毎年会計検査院がこれを検査し」が,実行できなくなることを検査院が危惧し,特定秘密保護法の修正要求を出したと言います。
この法案を作成したのは内閣情報調査室です。最後は,検査院の幹部が電話で内閣情報調査室の幹部とやりとりしましたが,内閣情報調査室は譲らなかったと言います。
検査院が何故,執拗に修正を求めたのか。
戦前,旧陸海軍が戦争に用いた物品と機密費の支出については,会計検査の対象外であったのです。また,1937年以降は,1年が会計年度ではなく戦争終結までを1会計年度とするようになり,「経理が粗雑になる弊を免れなかった」といいます。
このような反省から,憲法90条の規定が設けられたという歴史があります。
公共事業では,会計検査は最後のハードルで、会計検査で指摘事項が無ければ,無事その事業は終了と言うことになります。
地すべり対策や法面工事の分野では,地質調査業務と一体で設計が発注されることがあり,調査や設計に瑕疵がないか会計検査の時期になると対象となった物件を抱えている技術者はかなり緊張します。
会計検査を受けなくて良いとなれば,「経理が粗雑になる」可能性はかなり高くなります。実質的な憲法の破壊は,いたるところで進行しているように思います。
今日のモエレ沼公園 ― 2016/02/04 17:18
今日と言っても,2月2日,火曜日のことです。モエレ沼公園に行きました。快晴で風もそれほどなく,気温も低くクロスカントリースキーもよく滑りました。
1時間ほど滑った後で,ガラスのピラミッドへ。昼飯のサンドイッチを食べ,何故か松茸のお吸い物と紅茶,それにオレンジ1個。
一階はそれなりに人が居るけど,二階にはほとんど人が来ない。もっとも,声が良く響くので一階の足音も大きく聞こえる。ベンチで昼寝。
2時間ほどいて,家に帰る。これは,病み付きになる。
青空とガラスのピラミッド
中央下はエレベーターシャフト。右下の尖っているテラスは3階。
青空と雲とガラスのピラミッド
ピラミッドのてっぺんを見る。外から入って来ると汗をかくほどの暑さ。
二階から外を見る
手前のカラマツ林とその向こうにプレイマウンテン。この空間を独り占め。
モエレ山
中央左にモエレ山。ソリ滑りをしていた子供たちも帰った。左手のベンチが昼寝に最適。
モエレ山
誰も遊んでいない。クロカンスキーをしている人がほんの少し。
モエレ山のソリ滑り大会 ― 2016/02/07 22:35
今日(2016年2月7日(日)),モエレ沼にクロスカントリースキーをしに行きました。午前中は風が強く,突然吹雪になったかと思うと,きれいに晴れたりの不安定な天気でした。
モエレ山の東斜面で「第6回モエレ山爆走そり大会」が開かれていました。コースはモエレ山の6合目付近からスタートして下の緩斜面までで,距離は120mだそうです。
段ボール製の自作そりを使ってタイムを競うほか,ベストパフォーマンス賞などがあります。
そり本体は段ボールで作り,幅2m 以内,全長2.5m 以内の大きさに制限されています。滑走面にビニールを貼ったりワックスを塗ることは認められます。
参加料は無料で,先着80組までです。
見ていて楽しそうです。最も早いチームは12秒ほどで滑り降りてきますので,時速35kmくらいは出ていることになります。 遅いチームは1分ほどかかっています。途中で動かなくなった場合はそりを降りて,そりを引っ張って走ってゴールしてかまわないようです。

爆走そり大会の会場
モエレ山の中腹からスタートし緩斜面までを滑ります。モエレ山頂上の標高は62m で,下の平地の標高は10mです。最初は急斜面で,だんだんと緩やかになっています。
手前に2本,灰色に見えているのは滑り過ぎを止めるための網です。

標準的なそりのいろいろ
これらは,わりと地味な形ですが,中にはかなり凝ったものもあります。このもう少し左がゴールです。

スタート直後
スタート直後は結構スピードが出ます。向こう側に並んでいるのはスタートを待つ選手たち。

上から見るとこんな感じ
だんだんと傾斜が緩くなるので,そりが止まってしまうチームも結構あります。そりを引いてゴールすれば失格にななりません。
小さな子どもから老人まで,それぞれ工夫を凝らして参加できる楽しい大会です。モエレ沼は,風が強いので寒さ対策は十分にすることが肝心です。