核兵器禁止条約と日本の核軍縮政策に関する討論会 ― 2021/02/15 10:17
2021年2月12日(金)午後5時半から、表記討論会がオンラインで開かれました。主催は核兵器廃絶NGO連絡会で、司会は同会の共同代表である川崎 哲氏でした。

図 核兵器廃絶日本NGO連絡会のホームページ
( https://nuclearabolitionjpn.wordpress.com )
出席したのは、寺田 稔氏(自民党)、浜田昌良氏(公明党)、岡田克也氏(立憲民主党)、足立康史氏(日本維新の会)、志位和夫氏(日本共産党)、玉木雄一郎氏(国民民主党)、福島瑞穂氏(社会民主党)、舩後靖彦氏(れいわ新選組:メッセージ)で、田中煕巳氏(日本原水爆被害者団体協議会・代表委員)、目加田説子氏(中央大学)のふた方がコメントしました。
核兵器廃絶日本NGO連絡会の立場は、2021年1月に出された提言書「核兵器禁止条約が発効! 日本は条約批准に向けて、核依存からの脱却を」で示されています。
(提言書は、核兵器廃絶日本NGO連絡会のホームページ「 https://nuclearabolitionjpn.wordpress.com 」に掲載されています。)
最低限一致したのは、2021年中に開かれる第1回締約国会議へオブザーバーで参加することです。
最大の障害は、核兵器が戦争の抑止力になっているという「核抑止論」で、日本はアメリカの「核の傘」によって守られているという考えです。しかし、国際的に核兵器は違法であるとされたのですから、核兵器の廃絶に向けて踏み出すことが、今求められていると思います。
核兵器廃絶日本NGO連絡会の継続的な努力には敬意を表します。この問題に、一人でも多くの人が関心を持ってもらいたいと思います。