日本海軍400時間の証言 軍令部・参謀たちが語った敗戦 ― 2011/10/06 21:34

この番組を見た人も多いと思う.実は,私は見ていません.
この本は,驚くべき内容です.私は,「やましき沈黙」がこの本の主要キーワードだと思いました.
この本(新潮社.2011年7月刊行)では,番組を製作した人たちの思いが随所に書かれています.また,海軍反省会に出席していた人やその遺族への取材の準備,取材時の心の持ち方なども書かれています.そして,膨大な取材内容,資料の収集・読み込みの一端を知ることができます.
NHKは,「戦争をどう裁くか(2)問われる戦時性暴力」(2001年1月30日放送)で政治的な介入を許し大きな味噌を付けました.これについては,様々な意見がありますが,放送の2日前の1月28日に取材を受けた秦郁彦氏が,放送された番組で「女性国際戦犯法廷」の批判を行っているという事実は確かなようです(例えば,ウィキペディアの「NHK番組改編問題」).2日前に取材し放送すると言うことが特集番組にとって異常な事態であると言うことは,この本を読むと良く分かります.
NHKの不十分な点はまだあるでしょうが,その頃と比べれば,これだけの番組をつくり放送したと言うことは信頼回復に大きく役立つと思います.
本書の目次と執筆者は次のようになっています.
プロローグーーー藤木達弘
第一章 超一級資料との出会いーーー右田千代
第二章 開戦 海軍あって国家なしーーー横井秀信
第三章 特攻 やましき沈黙ーーー右田千代
第四章 特攻 それぞれの戦後ーーー吉田好克
第五章 戦犯裁判 第二の戦争ーーー内山 拓
エピローグーーー小貫 武
私の年齢になると,この本を読みながら「自分は何を後世に残せるのだろうか」と考えざるを得ませんでした.反省会に出席していた人もそうでなかった人も,何人かは,記録だけはキチンと残しておきたいという思いで資料を作成し保管していたことが書かれています.
内容的にはかなり重い本ですが,読んで欲しい本です.
この本は,驚くべき内容です.私は,「やましき沈黙」がこの本の主要キーワードだと思いました.
この本(新潮社.2011年7月刊行)では,番組を製作した人たちの思いが随所に書かれています.また,海軍反省会に出席していた人やその遺族への取材の準備,取材時の心の持ち方なども書かれています.そして,膨大な取材内容,資料の収集・読み込みの一端を知ることができます.
NHKは,「戦争をどう裁くか(2)問われる戦時性暴力」(2001年1月30日放送)で政治的な介入を許し大きな味噌を付けました.これについては,様々な意見がありますが,放送の2日前の1月28日に取材を受けた秦郁彦氏が,放送された番組で「女性国際戦犯法廷」の批判を行っているという事実は確かなようです(例えば,ウィキペディアの「NHK番組改編問題」).2日前に取材し放送すると言うことが特集番組にとって異常な事態であると言うことは,この本を読むと良く分かります.
NHKの不十分な点はまだあるでしょうが,その頃と比べれば,これだけの番組をつくり放送したと言うことは信頼回復に大きく役立つと思います.
本書の目次と執筆者は次のようになっています.
プロローグーーー藤木達弘
第一章 超一級資料との出会いーーー右田千代
第二章 開戦 海軍あって国家なしーーー横井秀信
第三章 特攻 やましき沈黙ーーー右田千代
第四章 特攻 それぞれの戦後ーーー吉田好克
第五章 戦犯裁判 第二の戦争ーーー内山 拓
エピローグーーー小貫 武
私の年齢になると,この本を読みながら「自分は何を後世に残せるのだろうか」と考えざるを得ませんでした.反省会に出席していた人もそうでなかった人も,何人かは,記録だけはキチンと残しておきたいという思いで資料を作成し保管していたことが書かれています.
内容的にはかなり重い本ですが,読んで欲しい本です.
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