本の紹介:氷河の世界ハンドブック ― 2026/04/21 10:09

ドゥニ・メルシエ 著、吉田春美 訳、地図とデータで見る 氷河の世界ハンドブック。2026年2月、原書房。
オールカラーで氷河について述べている本です。
・氷河は一つではない?
南極やグリーランドには氷床と呼ばれる氷河があります。氷帽氷河、谷氷河、圏谷氷河、懸垂氷河などがあります。
・氷河と気候
地球規模での氷河と気候との関係、地域レベルでの話、氷河の流れる速度、氷床コアの掘削、氷河に閉じ込められた気候変動の記憶、氷河と火山活動、古い時代の海水面の上昇などです。
・現在の氷河の融解
現代の氷河の融解、氷河の表面・底面・末端の水、氷河湖の決壊、氷河の融解と海面上昇、沿岸地帯の浸水リスク、氷河の融解と岩壁の崩壊、氷河域への植生進出などです。
・かつての氷河の姿
更新世の氷河、アルプス氷期の復元、古い氷河の年代決定、氷河性地殻均衡、フィヨルド、カールとU字谷などです。
・氷河と人間
グリーランド氷床の探検、南極探検、南極基地、氷河で命を落とした人たち、氷河ツーリズムなどです。
参考文献は、URL付きで掲載されています。
題名のとおり、きれいなカラーの地図が豊富で非常に理解しやすいです。
著者は、ソルボンヌ大学の地理学教授で、極地の環境などが専門です。
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