本の紹介:同志少女よ、敵を撃て ― 2022/07/08 11:36

逢坂冬馬、同志少女よ、敵を撃て。早川書房、2021年11月25日発行、2022年4月10日19版。
とにかく面白い。そして、戦争について、人間について、いろいろと考えました。
セラフィマが戦争から学び取ったことは、(中略)命の意味だった。
失った命は元に戻ることはなく、代わりになる命もまた存在しない。
学んだことがあるならば、ただこの率直な事実、それだけを学んだ。
(本書477ページ)
この本が2022年本屋大賞を受賞したことに、希望が見える気がします。そういう意味で、励まされもしました。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://geocivil.asablo.jp/blog/2022/07/08/9507162/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。