本の紹介:プレート・テクトニクス革命 ― 2025/10/12 14:34

木村 学編、プレート・テクトニクス革命。岩浪文庫、2025年8月。
プレートテクトニクスの成立・発展過程を4幕劇として述べています。 総説と各章で扱われている原著論文は次のとおりです。
総説:プレート・テクトニクスの古典論文を読む
第1章:H.H.ヘス;海盆の歴史、
R.S.ディーツ;海洋底拡大による海盆の進化
第2章:F.J.ヴァイン・D.H.マシューズ;海嶺上の磁気異常
第3章:J.T.ウィルソン;断層の新しい分類とその大陸移動との関係
第4章:J.T.ウィルソン;ハワイ列島の起源について
第5章:D.P.マッケンジー・R.L.パーカー;北太平洋:球殻テクトニク スの例、
W.J.モルガン;ライズ、海溝、大断層、地殻ブロック
第6章:D.P.マッケンジー;三重会合点の進化
第7章:J.F.デューイ・J.M.バード;山脈地帯と新グローバル・テクト ニクス
とりあえず、総説と各章の最初にある論文解説を読むだけでもプレート・テクトニクスの発展過程が分かります。
日本では沈み込み帯のテクトニクスが重要ですが、プレート・テクトニクスにとってはトランスフォーム断層を提唱したウィルソンの論文(第3章)が重要な気がします。
原著論文の翻訳は、ゆっくり読むことにします。
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