新型コロナによる死亡者 ― 2020/12/13 21:56
ここに来て新型コロナウィルスによる死亡者数が急増しています。厚労省統計によると2020年12月1日の累計死亡者数は2,171人、12月11日には2,533人となっていて、まだ増加傾向にあります。11日間で362人の死亡者が出ているのです。
最初の死亡者が出たのが2020年2月14日で、最初のピークは5月8日頃、第二のピークが9月4日頃で、11月12日頃から始まった第三の波は、現在も増加が続いています。ピークをいつ迎えるかによりますが、1日の死亡者が100人くらいで頭打ちになるとして単純に推定すると、2月の末頃に収まるかもしれません。
これに対して、インフルエンザの死亡者は、厚労省の人口動態統計によると2018年の場合3,325人で、この10年くらいの間で最も多くなっています。これに匹敵する死亡者が現在、新型コロナで出ているのです。
政府発表の統計で死亡者数を見る限り「新型コロナは怖くない」 とはとても言えない状況になっていると思います。
専門家の提言にもかかわらず、政府は真剣に新型コロナ対策を取ろうとしていません。残念ながら「自助」で、まず自分の身を守ることが大切になっています。
図1 新型コロナによる1日当たりの死亡者数
図2 新型コロナによる累計死亡者数
なお、新型コロナの感染者や死亡者の統計データは下のウェブサイトで見ることが出来ます。
( https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/open-data.html )
インフルエンザについては、PRESIDENT Online の下の記事が参考になります。
( https://president.jp/articles/-/33053 )