本の紹介:大陸はどのように動くのか ― 2025/10/07 13:33

吉田昌樹、大陸はどのように動くのか 過去と将来の大陸移動、2023年2月、技術評論社
あとがきで著者は次のように述べています。
「本書は、これから地球科学を学びたい読者、特に中高生をターゲットにして執筆しました。」
この意図は成功しています。最新のシミュレーションを扱いながら、文章で理解できるように書かれています。もちろん、豊富なカラーの図も理解を助けてくれます。
地球全体の様子をシミュレーションする基本概念はレオロジーです。 地球内部の運動を理解する上での重要な情報は、物体の粘り気の程度を表す粘性率です。
このような、基本的概念の説明から始まって、将来の地球の予測までが分かりやすく述べられています。
若い人は、このサイズの文字でも苦労しないでしょうが、私は字が小さくて読みづらく、Kindle版も購入しました。必要な箇所を繰り返し読むことになると思います。
名著という評価を与えるには、もう少し時間が必要でしょうが、良書であることは間違いありません。
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