長瀞(その6) ― 2017/05/13 11:15
金石水管橋上流の河原から昔の渡し舟の乗り場への道を上り町道に出た。11時を過ぎ日差しが強く少しへばってきた。
「長瀞ライン下り」の舟の終着点である船着き場に雁行配列した脈がある。「杉型」(右ずれ)と「ミ型」(左ずれ)の両方が見られる。
写真30 ライン下り船着き場やや上流の様子
礫ないし砂の河原となっていて,流れも少し穏やかである。
写真31 ミ型雁行脈
緑色片岩主体で黒色の泥質片岩が挟在している。中央の泥質片岩にミ型雁行脈が見られる。右端の車はライン下りの客を運ぶバスと舟を運ぶクレーン付のトラックである。
写真32 ミ型雁行脈
雁行脈の方向はN20゚Eで,脈自体の方向はN20゚〜30゚Wで傾斜は鉛直である。
写真33 ミ型雁行脈
泥質片岩上に2列見られる。
写真34 杉型雁行脈
雁行脈の方向はN30゚E,脈自体はNSで傾斜は80゚Eである。
写真35 杉型雁行脈
写真36 緑色片岩と泥質片岩の互層
ここでは,ほぼ等量の互層である。
写真37 正体不明の露頭
ハイアロクラスタイト風の岩石である。緑色片岩の中に挟在しているようである。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://geocivil.asablo.jp/blog/2017/05/13/8556992/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。