12月のダイヤモンドダスト2012/12/31 13:10


 12月25日の朝,札幌郊外の我が家の寒暖計は氷点下15度を示しました.この日の最低気温は氷点下17度だったようです.札幌気象台の観測では氷点下13.5度と言っていました.


写真1 ダイヤモンドダスト
 画面中央にゴミのように光っているのがダイヤモンドダストです.肉眼ではキラキラと光って空中一面を舞っています.

 朝6時半頃,モエレ沼公園に犬の散歩に行きました.駐車場から5分も歩かないうちに「キャイン」と鳴いて,前足を挙げたまま動かなくなりました.寒くて雪に足をつけることができないみたいです.しばらくして歩き始めましたが,再び同じようにして止まってしまったため車に戻りました.


写真2 朝焼けのモエレ沼公園
 寒さのために木々には霧氷が付いています.


 家に帰った頃,朝日が昇ってきました.風もなく気温も低いのでダイヤモンドダストが出る絶好の条件です.この時期には信じられないような,きれいなダイヤモンドダストを見ることができました.柱が立つようなものではありませんが,キラキラと光っていました.

 我が家では,1月末から2月の初めにかけて,気温が氷点下17度くらいになる風のない日に,運が良ければダイヤモンドダストを見ることができます.こんな時期に見ることができたのは初めてです.

 年末になって今度はひどく暖かく0度前後の気温になってきました.気候の変化が激しいです.


写真3 モエレ沼公園のポプラ
 霧氷で白い葉を付けたようになっています.